対象者との距離
更新日:2020年2月29日
3日前くらいからだいぶ夜が過ごしやすくなりましたね。 探偵と聴くと、思い浮かべるシーンはやはり「尾行」ではないかな。と思います。徒歩でも車両でもですが、大切なポイントは「距離」なんですね。当然近すぎれば対象者の目に留まる。遠ければ見失う。そのへんのテクニックがプロと素人の差が生まれます。そこにもうひとつ重要な要素があって、尾行する回数、いわゆる日数なんです。日が重なれば、やはり目に留まる確率が高くなります。
身なりを替え、人を変え、車を変え、という変化球を織り交ぜながら尾行を継続します。ただ、数日尾行を行うことで、その対象者の行動パターンが見えてきます。見えてきたら尾行と張り込みをピンポイントで絞ってゆきます。絞った所で証拠をタイトに押さえてゆくんです。 毎度ですがお電話を頂いて「一日いくらですか」とか「時間いくらですか」と問い合わせがございます。が、こういった理由から当興信所では、一日いくらのプランニングは致しておりません。「探偵を雇う」という本来の目的は、証拠を押さえることだと思います。一日いくらの積み重ねでは、当然空振りが発生してきます。お金がいくらあっても足らなくないですか?
