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探偵学校・独立支援

探偵に成りたい。

探偵という仕事で生きてゆく。とお考えの方はご一読ください。

 

探偵・どうやら巷ではカッコいい職種に見えるようで、探偵で働きたいという声を多くお聴きします。我が事務所、浜松・磐田、私立探偵・浜松中央興信所へのお問合せも月に3人程度の問い合わせがあります。そして3ヶ月に1人程度、実際に探偵の現場を経験するのですが、粗々1ヶ月継続できません。なぜ?そうですよね。それには幾つか要因がございます。このお話は探偵業の裏側に触れるお話にもなります。文末まで一読頂いて、それでも探偵に成りたいと言う猛者がいらっしゃいましたらとことん面倒見ます!ご一報ください。

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探偵とは

探偵業とは、とっても胡散臭い印象のある仕事ですが、社会が必要とする業種なので、管理する法律がちゃんと存在するお仕事です。平成18年に制定された探偵業法という法律です。第一条・第二条を触ります。他詳細はご自分でお調べください。

 

平成十八年法律第六十号

探偵業の業務の適正化に関する法律

(目的)

第一条 この法律は、探偵業について必要な規制を定めることにより、その業務の運営の適正を図り、もって個人の権利利益の保護に資することを目的とする。

(定義)

第二条 この法律において「探偵業務」とは、他人の依頼を受けて、特定人の所在又は行動についての情報であって当該依頼に係るものを収集することを目的として面接による聞込み、尾行、張込みその他これらに類する方法により実地の調査を行い、その調査の結果を当該依頼者に報告する業務をいう。

2 この法律において「探偵業」とは、探偵業務を行う営業をいう。ただし、専ら、放送機関、新聞社、通信社その他の報道機関(報道(不特定かつ多数の者に対して客観的事実を事実として知らせることをいい、これに基づいて意見又は見解を述べることを含む。以下同じ。)を業として行う個人を含む。)の依頼を受けて、その報道の用に供する目的で行われるものを除く。

3 この法律において「探偵業者」とは、第四条第一項の規定による届出をして探偵業を営む者をいう。

この文面からお分かり頂けますでしょうか。難しくて理解できない。よく分からない。という方は今この時点で、探偵を勉強する資質はございませんので、探偵になろうと言う希望は諦めてください。
第2条以降の詳細は、警視庁のホームページ「探偵業の業務の適正化に関する法律等の概要」をリンクしましたのでご確認ください。

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主なお仕事

第2条で定義された業務内容は、これです。

他人の依頼を受けて、特定人の所在又は行動についての情報であって当該依頼に係るものを収集することを目的として、面接による聞込み、尾行、張込みその他これらに類する方法により実地の調査を行い、その調査の結果を当該依頼者に報告する業務をいいます。

ほとんど書いてありますね!「聞込み、尾行、張込」が主たる業務です。このお仕事を完結する方法も書いてあります。「調査の結果を当該依頼者に報告する業務」です。​要は、依頼を受けて、尾行して張り込みして聞き込みして、それを記録して、報告するのがお仕事の流れです。

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労働時間について

探偵の労働時間についてご説明します。と言ってもケースに於いて様々なので、いわゆる「よくあるケース」でご説明します。理解してください。

まず探偵が依頼者と交わす契約事項に「調査時間」という定義があります。これは業者に寄って様々ですが多くは6時間を1日の1稼働とすると言うものが多いです。例えば朝7時に自宅を出て8時から17時まで働くひとのアフターの行動を調査するとします。あなただったら何処の時間を起点にして調査を開始しますか?ここで大きく探偵の適性が有るか否かが判断できます。探偵の適性のない方はこう段取りします。

16時30分に会社の出口に着いて、17時から張り込みを開始する。そして会社から出てくる対象者を確認して尾行を開始する。普通に考えたらこうですよね。でもどうでしょう。果たして対象者は本当に出勤しているのでしょうか?16時半から会社の出入りを押さえても、いつまで経っても対象者は出てこない。待っても待っても一向に出てこない。最終的に契約した時間のリミット23時を回っても出てこない。もはや会社の照明も落ちて誰も居ない様だ。分かりますか?要は対象者は依頼者に嘘をついて会社に出勤しなかったんです。または、半ドンで既に退社してしまった状態です。こうなった場合どうなるでしょう。大半の依頼者は言います「見落としたでしょ!」探偵の評価はガタ落ちです。

経験を積んで勉強した腕の良い探偵はスタートから違います。対象者がちゃんと出勤したか否かを見届けます。そこで朝、1時間から2時間消化してしまうことにはなるのですが、契約の時点でその旨依頼者には承諾してもらいます。調査の継続で対象者の行動パターンが見えていればまた別ですが、初めて追う対象者の場合必ずこの調査方法を取る。探偵として大切なコトのひとつです。依頼者の信頼を得る。大切なことなのです。

感の良い方はそろそろ想像が付いていると思います。

そう、この日の調査。調査時間の段取りは、朝、6時半に対象者の自宅を押さえ、対象者と同じ方法で尾行を開始する。その後、対象者が会社に出社した状況を現認して一旦監視を解く。その後、16時半に再び会社出口を押さえ、退社した対象者をキャッチ、そこから再び尾行を開始する。4時間追って、1日分の契約を遂行。この時点で既に21時です。その後不問な動きが継続するようなら更に時間延長を依頼者に判断してもらって、帰宅までその行動を追う。どうでしょう23時に帰宅したとしてプラス6時間の労働時間です。朝の尾行を加味したら計11時間の拘束時間になります。対象者が働いている8時間は、ゆるい待機時間が続きますがさてこの開けた時間でどのくらい休めるでしょうか。調査員の自宅に近い現場なら多少休める時間は取れるかもしれませんが、そうではない現場が殆どでしょう。現場によってはこの労働時間を5日とか続けます。どうです?耐えられるでしょうか。

刑事さんもこういう現場を熟していますが、彼らには非番があります。同じく長いですが交代勤務体制が確立されています。民間である探偵は違います。この調査日程を交代で遂行する、遂行できるほど予算をお持ちの依頼者はまず存在しません。

屈強な忍耐を持つ限られたひとしか遂行できません。

​では、他の探偵社もそうしてるの?思うと思います。そうなんです。探偵は皆さんこれを職務として熟していらっしゃると信じています。

想像してください。あなたに出来ますか?

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探偵の休日

探偵さんはいつ休んでいらっしゃるの?と、相談者様からよく聞かれることのひとつです。アンサー。探偵は現場と現場の合間にお休みしています。暇なときは暇です(閑散期)依頼者との契約は、対象者の動向指向で様々です。「責任調査」と言われる契約を結ぶ場合があります。どういった調査プランかというと、これです。

対象者がいつ不貞を働くのか全くわからない予想すらできない。といった場合に結ぶ契約です。この日からこの日までの間に目的に必要な証拠(情報)を必要数収集する。というものです。

探偵の適性の有る方は既に想像が出来ている?かな?と思います。

この手法のプランを契約すると、現実、調査員は休むことが出来ません。その期間内、ずっと監視を継続する羽目になるからです。監視方法は公共のネット上には書けませんが、粗々24時間監視です。この調査期間中に対象者の不穏な動きをキャッチしたら、たとえ家族団らんな時間を過ごしていようが、彼女彼氏とデート中であろうが、速やかに切り上げて機材を整え現場に急行しないと仕事になりません。分かりますよね。そうです、遠出も出来ません。急行できる状態を約1ヶ月間、現場によっては2ヶ月間継続して保たないとイケません。しかもこの契約パターンは業界上最強プランなので必ず急行しなければイケないのです。調査員は休めませんよね。

しかも当、私立探偵、浜松中央興信所ではこの契約が最も多い契約なのです。この現場を助手で担当した辺りで大半の見習い調査員は挫折して来なくなります。心を病んでしまう調査員見習いも数多く見てきました。

​探偵の休日に付いてご理解頂けたでしょうか。あなたに出来ますか?

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​労働基準法

いわゆる「労基法」です。

仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)を実現するためには、労働時間等の見直しが重要な取組の一つとなります。そこで、政府においては、平成19年12月に「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」及び「仕事と生活の調和推進のための行動指針」が策定され、社会全体を動かす大きな契機となっています。厚生労働省においても、これらを踏まえ、主に次のような施策を展開しています。云々。

​そう、昨今よく耳にする「働き方改革」ですよね。探偵の業務内容を、上記で簡単に書き落としましたが、お分かりでしょう。完全に無理です。

なので探偵社の多く、都内の大企業探偵社さん辺りも、現場調査員は、独立開業個人事業者です。労使間の協定や36協定や労基法に当てはまらない。当てはめられない業種なのです。

自ずと調査員は法律上も財政上も「一人親方」の働き方を選択して、その一人親方がチームを組んで業務に当たる方法でしか成り立たないんですね。​浜松・磐田の私立探偵・浜松中央興信所の調査員も全員この形を形成して成り立っています。

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探偵学校

浜松・磐田・私立探偵・浜松中央興信所では、探偵学校を開設しています。(注意・学校法令上の学校ではありません)労使関係役の「社員」であれば、新人研修と言ったところでしょうか。ですが、先に記載したとおり探偵業のチームは全員「一人親方」制です。当事務所の定めた料金設定を元に私、山崎が経営する事務所(浜松中央興信所)と請負契約を都度結んで頂いて、業務を遂行していただきます。

学校(新人研修・独立開業研修)と言っても、探偵業を遂行し自ら経営者と成って業務を熟していく術を100%伝授します。当事務所は弁護士・弁護士法人・法律事務所からの振りが多く、硬い仕事が沢山あります。但しこの業務を担うには、依頼者の秘密を扱う仕事です。それ相当の覚悟と厳格な秘密保持意識も必要です。

​詳細は、面談にてご説明差し上げますが、探偵学校入校には、当事務所規定の成約・保証人・損害保険の加入が必要です。ご相談ください。

ご面談について

無料相談のご面談は予約制です

浜松中央興信所のオフィスは浜松市東区天王町・磐田市中央町・湖西市鷲巣にございます。が、ご相談者様やご依頼者様のデリケートな個人情報を取り扱う性質上、管理機能のみで、ご面談できるスペースは設けておりません。いわゆるシークレットです。また調査をご依頼される場合は、探偵業法で定められた厳格なご契約が必要になりますことから、お電話でお打ち合わせ後、ご予約をお取り頂く運びになります。

ご心配事を迅速解決

浜松・磐田の私立探偵、浜松中央興信所では、浮気調査・不倫調査・結婚調査・DV調査・虐待調査

等々、ご自身で解決できないトラブルを、完全秘密主義で迅速に解決いたします。

まずは無料相談から始めましょう。

解決への近道、ご連絡お待ちしております。

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